2017年07月31日

さよなら7月/祇園祭と愛宕山千日詣りと。

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「ガイドブックに載ってない京都を
 書いてもらえませんか」

時々ある、コラムのオーダー。
気持ちはよくわかるのです。
でも「ガイドブック」って
一体、どのガイドブックなんだろう。
いつも、
うむむ、と頭を悩ませることになる。



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おととしの観光客の多さに辟易して、
わたしにとっては2年ぶりの還幸祭。
あまり知られていない、祇園祭のひとこま。
八坂神社、深夜24時。

17日の山鉾の巡行で祓われた街に
1週間滞在した神様が、
八坂神社に帰って行かれる日。

この日は、午後から
3基の神輿が神様を担いで
街を練り歩く。
おおむね、24時。
すべての神輿が八坂神社に帰ってきたら、
御霊返しという儀式が行われる。

今年は宵山〜巡行の
日取りが良かったからか、
この晩は
一昨年よりは随分人出が少なくて
ちょっとはほっとしたけれど、
神輿が帰ってくる間じゅう、
境内に集まった人々は、
スマホやカメラを掲げ
シャッターを押し続ける。

なぜか、本殿の中を
しつこく激写する、ロハス系美女。
世界の裏側にいるらしき娘ちゃんと
facetimeで祭を中継しながら、
ずっと話してる外国人女性。

いまや世界中のどこもかしこも、
ものすごい数のカメラレンズに覗かれていて、
地球の裏側までリアルタイムで繋がっている。
ローカルな神事さえも。

ガイドブックに載らない京都も
SNSにはだだ漏れ。そんな感じ。

御霊返しの儀式には、
境内すべての明かりが消灯する。

もちろん、とても神聖なる儀式ゆえに、
撮影も禁止。
電源もお切りください、と
アナウンスがあったけど
(これは、その1度目のアナウンスの瞬間、
みんなの手が下に下がったところ狙って
1枚だけ撮った写真です)、
これだけの人数がいれば鳴るよね、
誰かのケータイ。
鳴ったよね、実際。笑。
琴の音が鳴り始めてからも、
連れの若い女性に解説をしたがる老人が、
周りの女性陣からおもむろに
キッと睨まれるの図を3回繰り返したよね…。

そんな現代の人間模様の真ん中で、
神様が本殿に帰って行かはりました。

祇園祭は、おしまい。
みたらし祭は昨日まで。
今日は愛宕山に千日詣り。

さよなら7月。
いよいよ、夏も後半戦!
posted by maki at 20:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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